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ネットワーク

IPアドレスの確認方法をデバイス別に徹底解説する完全ガイド

/ 文:早瀬 玲奈

「自分のIPアドレスを調べてください」と言われて、どこを見ればいいのか戸惑った経験はありませんか。ネットワークの設定やトラブル解決、リモートワークの環境構築など、意外な場面でIPアドレスの確認が必要になることがあります。

実は、IPアドレスの確認方法はとてもシンプルです。数クリック、あるいは数十秒で誰でも調べられます。

個人的にサポート業務に携わってきた中で気づいたのは、多くの方が「難しそう」という先入観だけで手が止まってしまっているということです。実際にやってみると拍子抜けするほど簡単なので、この記事では初めての方でも迷わないよう、デバイスごとに手順を丁寧にご紹介します。

この記事で学べること

  • IPアドレスには「グローバル」と「プライベート」の2種類があり、確認方法が異なる
  • Windows・Mac・スマホすべてで30秒以内に自分のIPを確認できる
  • グローバルIPはブラウザでサイトを開くだけで一瞬で分かる
  • VPN利用時は表示されるIPが変わるため確認方法に注意が必要
  • IPアドレスは個人特定に直結しないが、扱いには最低限の配慮が必要

IPアドレスには2種類あることを知っておく

確認作業に入る前に、ひとつだけ押さえておきたいことがあります。

それは、IPアドレスには大きく分けて2種類あるという点です。この違いを理解しておくと、「自分が今どちらを調べたいのか」がはっきりします。

ひとつはグローバルIPアドレスです。これはインターネット上であなたの回線を識別するための住所のようなもので、世界にひとつだけの番号です。もうひとつはプライベートIPアドレスで、こちらは自宅や職場の中で、パソコンやスマホなど各機器を区別するために使われる、いわば「家の中の部屋番号」にあたります。

この2種類の性質についてはIPアドレスとはで基礎から整理していますので、仕組みから知りたい方は合わせて目を通してみてください。

📊

2種類のIPアドレスの違い

グローバルIPアドレス
インターネット上での住所。ブラウザで確認サイトを開くと分かる

プライベートIPアドレス
家庭や社内での機器の識別番号。各OSの設定画面で確認する

グローバルIPアドレスの確認方法

IPアドレスには2種類あることを知っておく - IPアドレス 確認方法
IPアドレスには2種類あることを知っておく – IPアドレス 確認方法

まずは、いちばん簡単なグローバルIPアドレスから見ていきましょう。

こちらは驚くほど手軽です。ブラウザで確認用のWebサイトを開くだけで、その場で表示されます。

「確認くん」や「CMAN IPアドレス確認」といった無料サービスが日本語で提供されており、アクセスした瞬間にあなたのグローバルIPが画面に現れます。検索エンジンで「IPアドレス 確認」と入力すれば、Google自身が結果画面の上部に表示してくれることもあります。

この方法の良いところは、パソコンでもスマホでも、OSを問わず同じ手順で使える点です。難しい設定は一切必要ありません。

⚠️
VPN利用時はご注意を。
VPNに接続した状態で確認サイトを開くと、本来のIPではなくVPNサーバーのIPが表示されます。本当の回線のIPを知りたい場合は、一度VPNを切断してから確認してください。

デバイス別のプライベートIPアドレス確認手順

グローバルIPアドレスの確認方法 - IPアドレス 確認方法
グローバルIPアドレスの確認方法 – IPアドレス 確認方法

次に、少しだけ手順が分かれるプライベートIPアドレスの確認方法です。

とはいえ、こちらも一度覚えてしまえば簡単です。お使いの機器に合わせて進めてみてください。

1

Windowsの場合

「設定」→「ネットワークとインターネット」からプロパティを開くか、コマンドプロンプトで ipconfig と入力すればIPv4アドレスが表示されます。

2

Macの場合

「システム設定」→「ネットワーク」から接続中のWi-Fiや有線を選び、詳細を開くとIPアドレスが確認できます。

3

スマホの場合

iPhoneは「設定」→「Wi-Fi」から接続中のネットワークの (i) をタップ。AndroidはWi-Fiの詳細情報から確認できます。

Windowsでの確認

Windowsをお使いなら、方法は大きく2つあります。

ひとつは画面操作で進める方法です。「設定」から「ネットワークとインターネット」を開き、接続中のネットワークのプロパティを見ると、IPv4アドレスという項目にプライベートIPが記載されています。

もうひとつは、慣れている方に人気のコマンド操作です。検索ボックスに「cmd」と入力してコマンドプロンプトを開き、ipconfig と打ってEnterを押すだけ。個人的には、複数の機器を一度に確認したいときはこのコマンド方式が早くて重宝しています。

Macでの確認

Macの場合は、画面操作が中心になります。

「システム設定」を開き、「ネットワーク」を選択します。現在つながっているWi-Fiまたは有線接続をクリックし、詳細画面に進むと、IPアドレスの欄に番号が表示されます。もっと素早く知りたいときは、Optionキーを押しながらメニューバーのWi-Fiアイコンをクリックする方法も便利です。

スマートフォンでの確認

スマホでも数タップで完了します。

iPhoneなら「設定」から「Wi-Fi」を開き、接続中のネットワーク名の右にある情報アイコンをタップすると、IPアドレスが表示されます。Androidの場合は機種によって画面名が多少異なりますが、Wi-Fi設定内のネットワーク詳細に記載されています。

💡 実体験から学んだこと
以前、在宅勤務のプリンター接続トラブルを相談された際、原因はプライベートIPの重複でした。ipconfigで各機器のIPを一覧化したところ、5分ほどで問題箇所が特定できました。まず自分のIPを正確に把握することが、遠回りに見えて実は最短の解決策だと実感した出来事です。

家庭内ネットワークとIPアドレスの関係

デバイス別のプライベートIPアドレス確認手順 - IPアドレス 確認方法
デバイス別のプライベートIPアドレス確認手順 – IPアドレス 確認方法

プライベートIPアドレスは、自宅のルーターが各機器に自動で割り振っています。

この仕組みは、家の中という限られた空間でパソコン・スマホ・テレビなどを区別するためのものです。こうしたローカルネットワークとはどういうものかを理解しておくと、IPアドレスの数字がなぜ機器ごとに違うのかが腑に落ちやすくなります。

なお、プライベートIPは接続のたびに変わることがあります。「昨日と番号が違う」と驚く必要はなく、これはごく正常な動作です。

IPアドレス確認時に気をつけたいこと

最後に、確認作業にあたって知っておくと安心なポイントを整理します。

グローバルIPアドレスから、おおよその地域やプロバイダは推測できますが、これだけで個人の氏名や住所が特定されることはありません。とはいえ、公開の掲示板やSNSに自分のグローバルIPを不用意に貼り付けるのは避けたほうが無難です。

問題のない使い方

  • サポート窓口に伝える
  • 自分の機器設定に使う
  • ネットワーク診断に活用する

避けたい使い方

  • SNSでの安易な公開
  • スクショに映り込んだまま投稿
  • 不特定多数への共有

もしIPアドレスを隠したい、あるいは変更したいという場合は、VPNとはという技術が選択肢になります。VPNを使うと通信経路が暗号化され、表示されるIPも接続先のサーバーのものに変わります。

よくある質問

IPアドレスを確認すると相手にバレますか

確認サイトを開いたり設定画面を見たりする行為自体は、あなたの中だけで完結する操作です。誰かに通知されることはありませんので、安心して確認してください。

グローバルIPとプライベートIP、どちらを調べればいいですか

目的によります。オンラインサービスのサポートに伝える場合はグローバルIP、自宅のプリンターやネットワーク機器の設定にはプライベートIPが必要になることが多いです。迷ったら、依頼元にどちらか確認するのが確実です。

IPアドレスの確認に費用はかかりますか

一切かかりません。確認用のWebサイトも、各OSの設定画面も、すべて無料で利用できます。特別なアプリを購入する必要もありません。

確認するたびにIPアドレスが変わるのはなぜですか

多くの家庭用回線では、プロバイダやルーターがIPを一定期間ごとに再割り当てするため、番号が変わることがあります。これは異常ではなく、標準的な動作です。固定したい場合は固定IPサービスの契約が必要になります。

VPNを使うと確認方法は変わりますか

手順そのものは変わりませんが、表示される結果が変わります。VPN接続中はサーバーのIPが表示されるため、本来の回線のIPを知りたいときはVPNを切断してから確認してください。安全なVPN選びについてはVPN おすすめも参考になります。

まとめ

IPアドレスの確認は、身構える必要のないシンプルな作業です。

グローバルIPはブラウザで確認サイトを開くだけ、プライベートIPは各デバイスの設定画面かコマンドで数十秒。この記事の手順をブックマークしておけば、いざ必要になったときにすぐ対応できます。

まずは今お使いの端末で、実際に一度確認してみてください。一度体験しておくと、次からは説明を見なくてもスムーズに操作できるようになるはずです。

早瀬 玲奈

早瀬 玲奈クラウドサイド編集部

ネットワーク・セキュリティ専門ライター。ISPのバックボーンネットワーク運用(NOC)で6年間、障害対応と経路制御の現場…

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